子育てと仕事の両立…それはまるでステージ制のアクションゲーム。「よし、クリアした!」と思ったら次の難関が登場。しかも、ボス戦(子どもの成長イベント)をクリアしても、エンディングはなし!
今回は、共働きママが激突する「3歳の壁」「小1の壁」「小4の壁」に焦点を当て、転職や在宅勤務といった働き方の選択肢を駆使しながら、最適なサバイバル戦略を紹介します!

壁何個あるんじゃーい!!!
「3歳の壁」って何?突然訪れる保育の危機
「3歳の壁」とは、子どもが3歳になるタイミングで保育環境が変わり、働き方の再考を迫られる状況のことです。
具体的には
0~2歳児向けの小規模保育施設の限界
待機児童対策として設立された0~2歳児専用の保育施設では、3歳になると卒園となり、新たな預け先を探す必要があります
3歳以降の預け先不足
保育園では0~2歳児がそのまま持ち上がることが多く、3歳児からの新規受け入れ枠が少ないため、保護者が再び「保活」に奔走する状況が生まれます。預かり保育を実施している幼稚園も多いので是非選択肢に!

息子は0~2歳児専用の保育施設→3歳からは幼稚園に通っています。最初は不安でしたが、保育料無償化のおかげで金銭面で余裕ができました!平日の行事や代休などあり、仕事の調整は大変ですが、幼稚園では様々な経験ができていると思います♪
働く親への影響
預け先が見つからない場合、時短勤務や休職、さらには退職を余儀なくされるケースもあります
「3歳の壁」を乗り越えるための働き方戦略
- 早めの情報収集が鍵!
子どもが2歳に入ったら、すぐに情報収集を始めましょう。地域の保育園・幼稚園の受け入れ状況、保育料の変化、預かり保育の有無などをチェック。「まだ先でしょ」と思っていると、気づいた時には選択肢が狭まっていることも。 - 職場での働き方見直し
「3歳の壁」を見据え、時短勤務や在宅ワークの可能性を上司と相談してみましょう。最近は働き方改革の影響もあり、柔軟な勤務体制を整える企業が増えています。「子どもが3歳になるので、週2日だけリモートワークにしていただけませんか?」と具体的な提案をしてみましょう。 - 転職を視野に入れる
今の職場で融通がきかないなら、思い切って転職を検討するのも手。特に、在宅勤務可能な企業や時短勤務に理解のある会社へのキャリアチェンジは、3歳の壁を乗り越える強い味方になります。

幼稚園入れるとなると面接やらトイトレ問題やら大変だよねぇ。でもなんとかなる!!!(経験者は語る。若干の開き直りを込めて)
「小1の壁」いよいよ始まる学校生活との両立
ついに我が子がピカピカの1年生に!おめでとうございます!ランドセルを背負った姿に感動しつつ、写真を100枚くらい撮ったのではないでしょうか?(撮りますよね?)
でも、そんな余韻に浸る間もなく立ちはだかるのが… 『小1の壁』!!
学童は一般的に18時まで。延長保育があっても有料だったり、長期休み中の朝の預かり時間が遅かったりと、保育園の頃のようにフルサポートとはいきません。さらに、学校行事が増え、突然の発熱やケガにも対応せねばならず… 「え、仕事どうするの!?」 と頭を抱えるママが続出。
そう、小学校入学とともに突如レベルアップする育児の難関ステージ。それが 『小1の壁』 なのです。
【筆者の体験談】小1の壁、マジでこうなる!リアル事件簿
事件①:朝の送り出しがカオスすぎる問題
幼稚園時代なら、「7:30〜9:00までに登園すればOK!」というルールがあったんですよ。
でも小学校は決まった時間に登校。しかも「集団登校」とかいう謎の儀式もあって、そこに合わせるために朝が激変します。
「今日は7:40に班長さんと集合、忘れ物チェックもやって、ランドセルの中身確認して…」
と、朝からミッション詰め込み状態。
さらに登校班の班長さんに「遅れます!」なんてLINEするのも気まずい…
共働きママの朝、忙しさが1.5倍に膨れ上がるのです。

「集団登校」・・なかなか厄介ですわ。あ、ありがたいんだけどね?
事件②:普段持っていかないイレギュラー持ち物、やっぱり忘れる問題
小学校って「毎日同じ持ち物」じゃなくて、「今日は図工で牛乳パック」「明日は体育でタオル持参」みたいな細かい指定がやたら多い。
しかもそれ、連絡帳に小っっさく書いてあるだけだったりする。
で、共働きママの朝は、すでに仕事のToDoで頭いっぱい。いや、朝をのりきることで頭がいっぱい。
そんな中で突然「今日、紙コップいるんだった!」って言われて朝から工作コーナー発掘スタート。
結局「ちょうどいい紙コップが見つからず、昨夜飲んだカフェラテのカップ持たせる」という謎アレンジに着地する。
小1の壁=ママの記憶力の限界突破チャレンジ、これガチです。

もうね!朝言うんですよね。ノートとかのりとかトイレットペーパーの芯とかおりがみとかね。今日持ってかなきゃいけない日!!ってね。頭がキャパオーバーです★
事件③:宿題という名の親の宿題問題
小学生になると、家での学習サポートが必須。
音読、計算ドリル、プリント整理、連絡帳チェック…
仕事終わりに疲れ果てた脳で、「5×3と3×5の違いを説明せよ」とか問われる絶望感。
いや、考えたことなかったわ!!
共働きママの夜は、家事と仕事だけじゃなく宿題サポートまでセットです。

小学2年生女子、音読がとても長いです。何分読んでるの!?っていう
小1の壁は「働き方改革」で乗り越えるしかない
この「小1の壁」、乗り越えるには働き方のアップデートが不可欠。
特に使えるのは在宅勤務・フレックス・時短・転職の4大技です。
🖥️ 在宅勤務で朝もお迎えも余裕に
「家から仕事」なら、
「朝バタバタしつつも登校見送り→そのまま業務開始」が叶います。
さらに学童迎えにも余裕が出るから、在宅ワークは小1ママの救世主。
会社が在宅NGなら、在宅OKの仕事に転職も選択肢に。
⌛ フレックス&時短で学校優先スケジュール
フレックスなら、
「朝の送り出し優先→夜少し長めに働く」とか
「参観日がある日は午後出勤」みたいな調整も可能。
柔軟な働き方を選べる会社かどうかが、この壁突破の鍵になります。
💼 そもそも転職で柔軟最優先の職場へ
今の職場がガッチガチに時間固定なら、
「小1の壁を乗り越えるための転職」も真剣に考えたほうがいいかも。
- 在宅OK
- フレックス・時短制度充実
- 学校行事で休みやすい
この3つが揃った会社なら、かなりラクになります。
「小1の壁」を見据えて働き方を見直してみましょう。

「上履き袋だけ持たせて上履き入れるの忘れた!」「給食着持たせ忘れて、朝から大パニック!」なんて事件もありました。娘よ、ごめんね、、
「小4の壁」見落としがちだけど侮れない!
「3歳の壁」「小1の壁」は有名ですが、実は「小4の壁」も共働きママにとって大きな転機になります。
「え?小4に壁なんてあるの?」と思われるかもしれませんが、多くのママが気づかないうちにこの壁にぶつかっています。
小4の壁の正体
- 学童保育卒業問題
学年が上がるにつれて学童保育に入れなくなる可能性があります。「自分で家の鍵を開けて帰ってきてね」という状況になることも。突然子どもが「鍵っ子」になることに不安を感じるママは少なくありません。 - 学習内容の高度化
4年生になると学習内容がより複雑になり、勉強のサポートが必要になることも。「分数の計算で躓いている」「漢字が覚えられない」など、学習面での悩みが増えてくるかも。仕事で疲れて帰っても、勉強を見てあげる時間が必要になってきます。 - 子どもの心理的変化
9〜10歳頃から子どもは精神的に大きく成長し、親からの自立を始める時期。「ママと手をつなぎたくない」「友達との時間が大事」という変化に、寂しさを感じるママもいるでしょう。
小4の壁を乗り越える働き方のヒント
- 子どもの自立を促す準備を始める
小3の間から少しずつ「自分でできること」を増やしていきましょう。家の鍵の開け閉め、簡単な食事の準備、留守番時のルールなど、段階的に練習することで、小4からの自立がスムーズになります。 - 見守りサービスの活用
子どもの位置情報がわかるGPS端末や、帰宅時に親へ通知が届くスマートロックなど、テクノロジーの力を借りるのも一つの手。「仕事中でも子どもの安全が確認できる」という安心感は大きいものです。 - 隙間時間の有効活用
「子どもが寝た後の2時間で仕事をする」「通勤電車で明日の準備をする」など、隙間時間の活用が上手なママほど、小4の壁を軽やかに乗り越えていきます。スキマ時間を味方につけるワークスタイルを確立しましょう。

「子どもの成長に合わせて、ママの働き方も進化していく」というポジティブな視点で、小4の壁を捉えてみてはいかがでしょうか?
子育ての各段階に合わせた働き方戦略
お子さんの成長に伴い、働き方の悩みも変化していくもの。それぞれの「壁」には特徴があり、事前の準備と柔軟な対応が鍵となります。
3歳の壁を乗り越えるには
- 早めの情報収集と保育先の確保
- 職場での柔軟な働き方の相談
- 必要なら両立しやすい環境への転職
小1の壁を乗り越えるには
- 学童と仕事の時間調整
- 長期休暇対策の事前準備
- フレックスタイムや在宅勤務の活用
小4の壁を乗り越えるには
- 子どもの自立を促すステップアップ
- テクノロジーの活用で安心感を確保
- スキマ時間を活用した効率的な働き方
「毎日バタバタで余裕がない」「子どもとの時間が足りない」と悩んでいるママさんへ。完璧なバランスを求めすぎず、その時々の最善を尽くすことで十分です。同じ悩みを抱える仲間はたくさんいます。情報交換しながら、自分らしい働き方を見つけていきましょう!
まとめ:あらゆる壁は「働き方見直しのチャンス」と捉えよう
いくつもの壁にぶち当たったら、「うわ無理!」と嘆くだけじゃなく、「この働き方、このままでいいのか?」と一度立ち止まることが大切です。在宅勤務やフレックスを活用できるなら今すぐ交渉してみる。もし会社の制度が硬すぎるなら、柔軟に働ける職場に転職するのも全然アリ。
「この働き方じゃ続けられない」と気づいたママは、そこで初めて本気で「自分の働き方」を考えるチャンスをもらったんです。
だから、この壁は「ママ働き方革命」のスタート地点。この壁を突破した先に、「ママがもっと笑える毎日」が待ってます。
今ちょっとキツいな…と思ったら、ぜひこれを機に「ママ働き方革命」一緒に始めましょう!
- 「3歳の壁」「小1の壁」「小4の壁」は事前準備で乗り越えられる!早めの情報収集と対策がカギ
- 在宅勤務・フレックスタイム・時短勤務など、子どもの成長段階に合わせた柔軟な働き方の選択が重要
- 完璧を目指さず、その時々の最善策を選ぶマインドが、長く働き続けるコツ
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