「このままの働き方で本当にいいのかな?」
「子どもが小さいうちに転職するべき?それとももう少し成長してから?」
共働きママにとって、子育てと仕事の両立は永遠のテーマです。
特に、今の仕事が忙しすぎて子どもとの時間が取れないと感じているママほど、転職を考えるきっかけが増えるのではないでしょうか。

筆者自身、小学2年生の娘・年中の息子を育てる共働きママです。出社勤務週2日・在宅勤務週3日のハイブリッド勤務をしております。
出社勤務の日は本当に忙しい!仕事を終えてからは学童へ急ぎ、そのあと幼稚園へ向かうという二箇所お迎えコースがなかなか大変です。片道1時間半の通勤時間も負担で、朝も夕方も電車の遅延が多いんです。特に夕方の遅延は学童と幼稚園の延長料金が発生してしまうため、心がどんどん焦ってしまいます。
そんな毎日を送る中で、『この働き方であと何年も続けられるのかな』と感じることが増えてきて、転職活動を始めることにしました。特に、数年後には在宅勤務週3日の制度もなくなる可能性が高いことも理由の一つです。
以前は色々な転職サイトに登録して本気で転職を考えていたのですが、結婚や出産をきっかけに、とりあえず今の会社にとどまることを選びました。
でも…今の生活から一歩踏み出して、子どもとの時間をもっと大切にしたい。自分の時間ももう少し欲しい。同じ悩みを抱えているママさん、このブログへようこそ!笑
『転職したいけど、いつ準備すればいいの?』『子育て中の転職って実際どうなの?』そんな疑問をお持ちのママたちに、この記事では役立つ情報をお伝えしていきます!

「転職したいけど時間がない!」忙しいママ向け対策
朝は「ママ〜!」という息子(年中)の声で始まり、娘(小2)は全く起きてこないので必死に起こし、朝食を作れば「今日はコレの気分じゃない」と言われ(愚痴)、急いで送り出して出社。
夜は急いで夕食を作って、お風呂に入れて、寝かしつけて…私も寝て…から頑張って起きて、食器片付け・洗濯・洗濯物を畳みながら気づけば深夜…。そんな目まぐるしい日々の中で転職活動なんてできるのー!?と思っていました。
スキマ時間の有効活用
「時間がない」は多くのママの共通課題。でも実は、思っている以上に「使える時間」は存在します。
- 通勤電車の60分:転職サイトのチェックや気になる企業の情報収集
- 子どもの習い事の待ち時間:子どものことみてるよ★アピールしながら志望動機を考える
- お風呂上がりのドライヤー時間:自己分析してみる
「まとまった時間」を探すのではなく、日常に散らばる「スキマ時間」を味方につけましょう。スマホ1台あれば、ちょっとした待ち時間も転職準備に変わります。
優先順位の明確化
「全部やらないと」という謎の完璧主義がママの敵。転職活動も「選択と集中」が大切です。
- まず自分の希望条件を明確化(譲れる点・譲れない点)
- 条件に合う求人のみをチェック
- 応募する企業を厳選(数より質)
「この会社、通勤時間が長いけど福利厚生がいいから…」なんて考えていると時間も心も消耗します。「在宅勤務OK」「残業少なめ」など、あなたにとって最重要の条件をまず決めましょう。

条件の優先順位をつけることが大事です!頭でわかっていてもノートに書き出すと気持ちが整理されることも。
転職活動ってどうやるの?基本の流れを解説
そもそも、転職活動ってどうやるんだっけ?毎日の家事に育児に仕事に追われているうちに、それ以外のことはすっかり頭から消えてしまっているんです…

散らばったブロックさえも拾えないほど疲れた日もある
転職活動の基本の流れ、ご説明します。
Step1:自己分析と市場調査
まずは「なぜ転職したいのか」を明確にしましょう。
- 通勤時間を短くしたい
- 在宅勤務の日を増やしたい
- 残業の少ない職場に移りたい
- 子どもの行事に参加しやすい環境が欲しい
- キャリアアップを目指したい
次に「何ができるのか」を明確化。
- 子育てで培った忍耐力・判断力・調整力
- 育休中に取得した資格やオンライン学習
- PTA活動や地域活動での経験
特に育児経験を通して身についたスキル(タイムマネジメント力、複数業務の同時処理能力など)は意外と転職市場で価値があります。その強みを自覚して、自己PRに活かしましょう。

私の強みはカオスな環境でも集中できることですね。子どもが騒いでいても仕事できますw
Step2:求人情報の収集と応募書類の準備
子育てママに優しい求人情報は増えています。あなたに合った求人情報を集めましょう。
◆転職サイト・アプリの活用
◆転職エージェントに相談する
- 時短勤務や在宅希望など、条件交渉もサポートしてくれる
- 無料でキャリア相談ができる
- 非公開求人を紹介してもらえる
Step3:面接準備と交渉
◆履歴書・職務経歴書の基本
- 出産・育児のブランク:隠さず正直に書いて大丈夫
- 子育てで培ったスキル:時間管理能力、マルチタスク対応力などをアピール
- 転職理由:ネガティブな表現は避け、前向きな理由を書く
「子どもがいること」をどう伝えるべきか悩むママは多いですが、最近は「ワーキングマザー」の価値を理解する企業も増えています。面接では「育児と両立できる工夫」を具体的に伝えることが大切です。

企業側は「この人を採用して大丈夫か」という不安を払拭したいと考えていると思います。具体的な工夫と対策を伝えることで、その不安を解消し、むしろ限られた時間で成果を出せる貴重な人材だと印象づけることができます!!
夫の理解なしではムリ?ワンオペ転職の実態
転職活動の方法はわかったけどやっぱり夫の協力がないと難しい?
「夫は平日帰りが遅いし、休日も疲れている…」というご家庭も多いでしょう。そんな中での転職活動は可能なのでしょうか?

ワンオペ転職のコツ
- 子どもの預け先の確保:実家やママ友だけでなく、一時保育や民間のシッターサービスなど複数の選択肢を持っておく
- オンライン面接の活用:最近は初回面接をオンラインで行う企業も増加(子どもが昼寝中にリビングで面接という方法も)
- 転職エージェントの活用:条件に合った求人の紹介や面接日調整など、時間がないママの強い味方に

「なんとかなるさ」精神も大切!!!ですが、事前の準備と代替プランが安心につながります。
夫の協力を得るための交渉術・家事分担のコツ
とはいえ、家族の協力があれば転職活動はグッとスムーズになります。特に面接当日などは子どものお迎えや食事の準備など、サポートが必要になることも。

家族の為でもある転職活動。是が非でも協力していただきたい!!
効果的な伝え方
「協力して」と言うだけでは動いてくれないパートナーもいるかもしれません。
そんな時は
- メリットを具体的に伝える:「私が転職できれば収入が増えて、子どもの習い事や家族旅行にもお金をかけられるよ」
- 具体的なタスクを示す:「火曜と木曜の18時から19時まで面接の可能性があるから、その時間はお迎えをお願いできる?」
- 感謝の気持ちを表現する:「協力してくれたおかげで、転職活動がスムーズに進んでいるよ。ありがとう」

一旦、一から十まで全て説明しておきましょう!パパたちはいわば新人アルバイトくん!言わないとわからないんですよね★(tommy調べ)
家事分担の見直し
転職活動中は一時的に家事の量を減らしたり、分担を見直すことも必要です。
- 家事の優先順位付け:完璧を求めず「今は最低限でOK」を家族で共有
- 子どもを巻き込む:年齢に応じてできることを担当してもらう(靴下のペア合わせなど)
- 時短テクニックの活用:作り置きや簡単レシピの活用、宅配サービスの利用

宅配サービス、我が家ではヨシケイ一筋!私の負担が減るのはもちろん、子どもたちが喜んで食べてくれるのが何より嬉しいんですよね!!
「ママが転職活動をすることで家族にどんないいことがあるか」を共有して、協力体制を築きましょう。
何歳までに転職すべき?
「もう○歳だから…」と年齢を気にする声もよく聞かれます。doda(デューダ)の調査によると、女性の転職ピークは20代後半~30代前半ですが、実は転職した人の年代別割合では「30代後半」と「40代以上」の比率がアップしています
https://doda.jp/guide/age/
- 2024年の転職成功者の平均年齢は32.7歳で、全体・男女別ともに2年連続の上昇
- 転職した人の年代別割合では「30代後半」と「40代以上」の比率がアップ
- 転職できる年齢に何歳までという限界はないが、年代別の対策を意識しよう
年代別・転職のメリットとハードル
30代前半
- メリット:経験を活かしつつ、新しいスキルを身につける余地がある
- ハードル:子どもが小さく、時間的制約が大きい時期
30代後半
- メリット:仕事と育児の両立経験が評価されることも
- ハードル:求人によっては年齢制限がかかり始める
40代
- メリット:豊富な経験と人脈を活かせる
- ハードル:若手よりも高いパフォーマンスを期待される場合も
重要なのは「何歳までに」ではなく「どんなキャリアを築きたいか」です。子育てと仕事の両立がある程度落ち着いた時期を見計らうのもひとつの戦略です。
転職成功ママが実践している時短テクニック
忙しいママたちが実際に活用している時短テクニックをご紹介します。
効率的な情報収集法
- 転職エージェントの活用:条件に合った求人だけを紹介してもらえる
- SNSの活用:LinkedInやTwitterで業界の最新情報をキャッチ
- ママ友ネットワーク:子育てコミュニティには様々な職業の人がいて、意外な情報が得られることも

「子どもが何歳になったら転職する!」と決める必要はありませんが、情報収集は早めにしておく方が圧倒的に有利です。
実際に調べてみると、
- 30代ワーママ歓迎の求人は意外と多い
- フルリモートや時短正社員など柔軟な働き方が選べる求人もある
- 転職エージェントもワーママ向けの専用サービスを展開している
など、選択肢がたくさんあります。
いざという時に慌てず動けるよう、アンテナを立てておくことが何より大事です。
履歴書・職務経歴書の時短作成
- テンプレートの活用:一度作成したら使い回しができるよう、テンプレート化
- 実績のデータベース化:日頃から「やったこと」「評価されたこと」をスマホメモに記録
- AIツールの活用:文章作成や添削にAIツールを活用する方法も
「完璧な書類」よりも「自分の強みが伝わる書類」を目指しましょう。
まとめ:あなたの転職を成功させるポイント
忙しい毎日の中でも、計画的に少しずつ進めれば、転職は決して不可能ではありません。むしろ、限られた時間の中で最大限の効果を生み出す力は、子育てママだからこそ身についた強みです。
- 小さな一歩から始める:完璧を目指さず、今日から5分でもできることから始めましょう
- 強みを再認識する:育児経験から得た「マルチタスク力」「危機管理能力」などは、転職市場でも価値ある資質です
- 自分にとって最適な働き方を明確に:「みんながやっているから」ではなく、あなたとあなたの家族にとって最適な選択を
転職は新しい挑戦であると同時に、自分自身と向き合う貴重な機会でもあります。これって長い人生においてなかなかない機会ですよね。
「今の働き方に不安」というネガティブな気持ちを、「理想の働き方を実現する」というポジティブなモチベーションに変えて、一歩を踏み出してみませんか?
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